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原種(Species)

有茎種(Caulescent species)

アーグチフォリウスH. argutifolius
種小名:鋭い鋸歯をもつ葉。
原生地:コルシカ島(フランス)、サルデーニャ島(イタリア)。開けた草地に分布。
花:緑、丸弁梅花様カップ咲き。花径2〜3p。1本のステムに30輪以上の花をつける。
葉:深緑色、3枚の小葉に分岐し、葉は硬く、はっきりとした鋸葉がある。常緑性。
特徴:草丈は40〜120cm。開花後地上部が枯れるが、株元から新芽が吹き、株立ちとなる。
栽培:耐寒性はやや劣るが、耐暑性有り。丈夫で育てやすい。

フェチダスH. foetidus
種小名:悪臭のする。
原生地:イギリス、ドイツ、フランス、スイス、イタリア、スペイン、ポルトガル。明るい林床から開けた草地。
花:黄緑、緑色の丸弁鈴咲。花径1〜1.5p。株によっては花弁の縁に朱のリップが入る。大株は、1本のステムに100輪の花をつける。
葉:黄緑〜深緑。7枚以上の小葉に分岐し、紅葉の様。常緑性。
特徴:草丈は40〜70cm。開花後地上部が枯れるが、株元から新芽が吹き、株立ちとなる。
栽培:根が貧弱で過湿に弱いため、梅雨から秋にかけて雨に当てないこと。花後は、花柄やステムを切り取り、株の充実を図る。

リヴィダスH. lividus
種小名:鉛色、青みがかった灰色。
原生地:マジョルカ島(スペイン)。
花:あずき色から緑色まで、変異に富む。丸弁梅花様カップ咲き。1つの花軸に多数の花。花径1.5〜2p。
葉:深緑色。葉脈が白色にぬけ、模様を描く。3枚の小葉に分岐。葉は柔らかで鋸歯は全くといっていいほど目立たない。常緑性。
特徴:草丈は20〜40cm。小苗(2年苗)の状態で開花する(種を蒔いて翌年開花する)が、茎は弱い系統が多い。
栽培:寒さに若干弱い。夏の高温多湿に注意。梅雨等の長雨を避け、風通しの良い明るい日陰で管理。

ニゲルH. niger


ヴェシカリウスH. vesicarius



無茎種(Acaulescent species)

アブルジクスH. abruzzicus


アトロルーベンスH. atrorubens


 ボッコネイH. bocconei


クロアチクスH. croaticus


シクロフィルスH. cyclophyllus


デュメトルムH. dumetorum


リグリクスH. liguricus


ムルチフィダスH .multifidus)  
亜種ムルチフィダスH. m. multifidus)、ヘルツェゴヴィヌス(H .m. hercegovinus)、イストリアクス(H. m. istriacus

オキシデンタリスH. occidentalis


オドルスH. odorus


オリエンタリスH. orientalis
亜種:オリエンタリス(H. o. orientalisアブチャシクス(H. o. abchasicus)、グッタータス(H. o. guttatus

 プルプラセンスH. purpurascens


 チベタヌスH. thibetanus


トルカータスH. torquatus


ヴィリディスH. viridis